スキマ時間で公認心理師 試験対策 148

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題、産業領域、面接

★今日の問題

 次の事例Pを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

35歳の男性Pさん。頼まれると断れない性格で、以前から夜遅くまで残業していた。先月の残業時間は、事業者側に医師による面接指導を義務づける月100時間をとうとう超えてしまった。しかし、Pさんは自ら面接希望を申し出ることをしなかったため、産業医からの提案により、ひとまず公認心理師との面接が行われた。Pさんは「実は、妻と折り合いが悪く、家に帰りたくないんです…」と語り始めた。

 

 

このときの公認心理師の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

 

  1. まずは、産業医との面接を勧める。
  2. まずは、上司や同僚からPさんの家庭に関する情報を集める。
  3. まずは、Pさんの話を傾聴する
  4. まずは、妻との関係性を良くするよう諭す。
  5. まずは、夫婦カウンセリングを提案する。 

 

解答は以下になります。

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩



 

★解答,3

 

 いずれも不適切とまでは言えないが、Pさんが話を切り出そうとしていることから、「③まずは、Aの話を傾聴する」ことが望ましい。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!

スキマ時間で公認心理師 試験対策 147

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題、産業領域、面接

★今日の問題

 次の事例Oを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

26歳の男性Oさん。新たに営業の仕事を担当するようになり、真面目に取り組んでいたが、思うように業績が上がらなかった。そのような状況で、大きなミスをしてしまい、ひどく落ち込んでしまった。最近では会社に行くのが苦痛となり、遅刻や欠勤も増えている。上司に叱責されることも多く、声を聞くだけで恐怖を感じる。心配になった同僚のZが相談室の公認心理師に依頼し、Oさんと面接を行った。

 

公認心理師の対応として、最も適切なものを一つ選びなさい。

 

  1. 他部署へ異動を願い出るよう促す。
  2. 趣味で気晴らしをするよう勧める。
  3. 上司に声量を調整してもらうよう依頼する。
  4. ただちに病院で診察を受けるよう伝える。
  5. Oさんの睡眠や食事の状況について尋ねる。

 

解答は以下になります。

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩



 

 

★解答,5

①:誤り(×)。他部署への異動を促すことは公認心理師の業務の範疇を超えるものであり不適切である。

②:誤り(×)。根本的な解決にならず、「最も」適切とは言えない。

③:誤り(×)。根本的な解決にならず、「最も」適切とは言えない。

④:誤り(×)。まずは、Oさんの心身の状態を確認したうえで受診のタイミングを検討する必要があり、「最も」適切とは言えない。

⑤:正しい(○)。まずOさんの心身の状態を確認するものである。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!

スキマ時間で公認心理師 試験対策 146

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題、産業領域、面接

★今日の問題

 次の事例Nを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

32歳の女性Nさん。昨年第2子が誕生し、現在育児休業中である。まもなく育児休業期間が終了することから、職場復帰に向けた話し合いをしようと上司に連絡したところ、上司から「仕事と育児との両立は大変だ。もし不安があるなら、復帰せずに退職するのもひとつの方法だよ」と言われた。Nさんは退職することなど念頭になかったが、上司にそう言われ悩んでしまい、職場の公認心理師に相談することにした。

 

Nさんに対する公認心理師の言葉として、不適切なものを一つ選びなさい。

 

  1. 辞めるつもりがないなら、私から人事に伝えておきますよ。
  2. 仕事と育児の両立に、不安を感じていらっしゃるのですね。
  3. 上司からそのように言われてショックですよね。
  4. これからのことについて、どうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。
  5. どうされるかは、最終的にはNさんご自身のご判断が大切だと思います。

 

解答は以下になります。

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩



 

★解答,1

①:正しい(○)。人事部へNさんの意向を伝えることは、公認心理師の業務の範疇を超えるものであり、不適切である。

②:誤り(×)。上司の言葉に仕事と育児の両立に不安を抱くNさんの心情を踏まえており、適切である。

③:誤り(×)。上司の言葉に悩むNさんの心情を踏まえており、適切である。

④:誤り(×)。今後の支援についてNさんの動機づけを促しており適切である。

⑤:誤り(×)。Nさんの自己決定を尊重しており適切である。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!

スキマ時間で公認心理師 試験対策 145

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:スクールカウンセラー家庭裁判所

★今日の問題

 次の事例Mを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

公認心理師スクールカウンセラーとして勤務している中学校の生徒が窃盗事件を起こした。生徒の年齢は14歳である。

 

少年の母親からスクールカウンセラーに連絡があった。子どもの処遇に関して不安に感じている様子である。スクールカウンセラーから母親に伝える内容について、正しいものを一つ選びなさい。

 

  1. 家庭裁判所において裁判が行われます。その際に子どもをかばって嘘を言うと偽証罪に問われる可能性があるので、気をつけてください。」
  2. 家庭裁判所調査官や少年鑑別所の調査結果によっては、地方裁判所に送致される可能性もあります。」
  3. 少年鑑別所に送られたとしても、態度が良好であればすぐに出ることができます。」
  4. 家庭裁判所が少年に対して行う処分は、非行を犯した少年を改善・更生させて、再び社会に迷惑をかけることのないようにすることを目的としています。」
  5. 「おそらく第3種少年院への送致が決定されると思います。」

 

解答は以下になります。

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩

★解答,4

 

①:誤り(×)。家庭裁判所では審判が行われる。

②:誤り(×)。地方裁判所に送致されることはない。

③:誤り(×)少年鑑別所の目的は少年の資質鑑別である。態度が良好であっても早く出ることはない。

④:正しい(○)。家庭裁判所が少年に対して行う処分は、非行を犯した少年を改善・更生させて、再び社会に迷惑をかけることのないようにすることを目的としている。

⑤:誤り(×)。第三種少年院は心身に著しい障害があるおおむね12歳以上23歳未満の者を収容する。本事例では少年の心身に著しい障害があることは言及されていないため、不適切である。

 

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!

スキマ時間で公認心理師 試験対策 144

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:スクールカウンセラー虞犯少年触法少年

★今日の問題

 次の事例Mを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

公認心理師スクールカウンセラーとして勤務している中学校の生徒が窃盗事件を起こした。生徒の年齢は14歳である。

 

この生徒の処遇について、正しいものを一つ選びなさい。

 

  1. この少年は虞犯少年として扱われる。
  2. この少年は触法少年として扱われる。
  3. この少年は家庭裁判所に送致される。
  4. この少年はまずは保護観察所に送られる。
  5. この少年はまずは少年院に送られる。

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩



 

解答は以下になります。

★解答,3

 

 

①:誤り(×)。この少年は犯罪少年として扱われる。

②:誤り(×)。14歳以上で犯罪行為を行ったこの少年は犯罪少年として扱われる。

③:正しい(○)。少年事件は家庭裁判所に送致される。

④:誤り(×)保護観察所への送致は家庭裁判所の決定によって行われる。

⑤:誤り(×)少年院送致は家庭裁判所の決定によって行われる。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!

スキマ時間で公認心理師 試験対策 143

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題、家庭裁判所

★今日の問題

 

事例問題

次の事例Lを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

16歳女子Lさん。高校を長期欠席しており、シンナー吸引で補導歴が1回ある。現在は町の暴走族のメンバーで、オートバイの後ろに乗せてもらっている。Lさんの所属する暴走族が他者に対する重大な暴力事件を起こしたときは、Lさんはそばで見ていただけで、直接的な暴力は行っていない。

 家族構成は、祖母と母の3人であり、母が19歳の時、暴力団関係者と同棲し、Lさんが生まれた。その後、母親は一時、行方不明であったが、Lさんが8歳の時に戻ってきた。母親は周囲から「Lにもっと愛情をもって育てなさいよ」と言われるが、「私は優しくしているけれども、あの子が拒絶している」と荒々しい口調で語る。暴力事件についても、母親は「私は私、LはL」と言って、気に留める様子もない。祖母はLさんを見て、「私は死にたいよ」と泣きながら寄ると、Lさんは「うるさい」と言って拒否的態度をとった。しかし、Lさんの横顔には涙が見えた。

 

Lさんの家庭裁判所における処遇について、適切でないものを一つ選びなさい。

 

  1. 家庭裁判所の家事部が受理し、調停委員による調査が行われる。
  2. Lさんの家庭環境を考慮し、家庭裁判所の保護処分で児童自立支援施設への送致の可能性がある。
  3. 家庭裁判所調査官による調査が行われるが、その結果に次第では審判が開始されないこともある。
  4. 保護観察処分が決定される場合もある。
  5. Lさんは検察官送致の対象になることはない

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩



 

解答は以下になります。

★解答,1

 

 

①:正しい(○)。家庭裁判所調査官による調査が行われる。

②:誤り(×)。Lさんの家庭環境を考慮し、家庭裁判所の保護処分で児童自立支援施設への送致の可能性がある。

③:誤り(×)。家庭裁判所調査官による調査が行われるが、その結果に次第では審判が開始されないこともある。

④:誤り(×)。保護観察処分が決定される場合もある。

⑤:誤り(×)。Lさんの行為では検察官送致の対象にはならない可能性が高い。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!

スキマ時間で公認心理師 試験対策 142

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題、家庭裁判所調査官

★今日の問題

 次の事例Kを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

ある市において、暴行事件が起きた。加害者は17歳のKさんと13歳のYさんで、この少年二人は兄弟である。二人の激しい暴行の結果、被害者は死亡した。

 

この少年事件に際し、審判のために家庭裁判所調査官が少年二人、および家庭に対して調査を行った。家庭裁判所調査官の業務について、適切でないものを一つ選びなさい。

 

  1. 必要に応じ少年の資質やパーソナリティを把握するために心理テストを実施したり、少年鑑別所保護観察所児童相談所などの関係機関と連携を図りながら少年が立ち直るために必要な方策を検討し、裁判官に報告する。
  2. 裁判官が最終処分を決める際、しばらくの間少年の様子を見守る「試験観察」という決定をすることがあるが、その場合に継続的に少年を指導したり援助しながら少年の行動や生活状況を観察したりする。
  3. 少年犯罪の調査だけでなく、離婚問題も業務の範囲に含まれる。
  4. 遺産分割や親権についての紛争の原因、生活環境なども調査する。
  5. 警察などから送致を受けた事件や、直接通告があった事件について捜査を行い、これを家庭裁判所に起訴するかどうかを決定する。

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩

 



 

 

解答は以下になります。

★解答,5

 

 

①:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、必要に応じ少年の資質やパーソナリティ傾向を把握するために心理テストを実施したり、少年鑑別所保護観察所児童相談所などの関係機関と連携を図りながら少年が立ち直るために必要な方策を検討し、裁判官に報告する。

②:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、試験観察の際に継続的に少年を指導したり援助しながら少年の行動や生活状況を観察したりする。

③:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、少年犯罪の調査だけでなく、離婚問題も業務の範囲である。

④:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、遺産分割や親権についての紛争の原因、生活環境なども調査する。

⑤:正しい(○)検察官は警察などから送致を受けた事件や、直接通告があった事件について捜査を行い、これを裁判所に起訴するかどうかを決定する。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!