スキマ時間で公認心理師 試験対策 49
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:共同注視
★今日の問題
共同注視に関連する次の記述の中から、誤っているものを一つ選びなさい。
- 三項関係
- 目的と手段の分化
- 読み聞かせ活動
- 間主観性
- 「並び合い」の関係
解答は以下になります。
✅本ブログ読者の皆様へお知らせ
キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!
受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩
★解答,2
1:養育者の媒介的行為に基づく子どもと養育者の共同行為をさす「三項関係」は、共同注視機能を発揮する基本的パターンである。
2:「目的と手段の分化」は子ども自身が対象物活動の中で身につけていくとPiaget, J.が主張した感覚運動期の知識構造であり、他者との共同行為である共同注視を説明するものではない。
3:子どもと養育者が目の前の絵本を共有して読む「読み聞かせ活動」は、共同注視機能を持った典型的な活動と考えられている。
4:「共同注視」は子どもと養育者が相互に主観をぶつけ合う「相互主観性(間主観性)」の成立の中で、他者の意図に気づいていくことで発展していく。
5:生後6ヶ月ごろから、それまでの主たる養育者と子どもの両者がお互いに関係性を構築する「向かい合い」の関係から、両者が並び合って第三者(対象)を共有するようになる共同行為の関係性の構築に移行し、共同注視の体制が成立するとされている。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!