スキマ時間で公認心理師 試験対策 67
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:事例問題、強迫症
★今日の問題
次の事例Cを読んで、設問に答えなさい。
【事例C】
16歳の男子高校生Cさん。内向的で、消極的な性格である。友達と些細なトラブルを経験した後、不潔恐怖が起こり、周囲の物にほとんど触れられなくなった。何かに触れてしまったら、何十分も手を洗わずにいられないという状態が続いている。
Cさんに対する支援として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- Cさんの対人スキルに焦点をあてて、自分の気持ちを相手の気持ちを害することなく適切に表現できるようにアサーション・トレーニングを行う。
- 強迫行為に対する直接的な介入は控え、友人関係の問題について傾聴し受容しつつ、解決方法を一緒に考えていく。
- 「物に触れると汚れる」というCさんの認知の歪みを修正するために説得する。
- 意図的に身の回りの物に触れさせる一方で、手洗い行動をしないように指示し、慣らしていく。
- 強迫行為が起こるたびに、セラピストや家族が嫌悪刺激をすぐに与えて、強迫行為の出現を抑制していく。
解答は以下になります。
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★解答,4
Cさんは強迫症であると考えられる。強迫症の標準治療としては、意図的に身の回りの物に触れさせる一方で、手洗い行動をしないように指示することで、不安に慣らしていく曝露反応妨害法が挙げられる。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!