スキマ時間で公認心理師 試験対策 72

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題、発達障害

★今日の問題

次の事例Dを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例D】

ある市役所の福祉課に、Dさん(女性)から、3歳の息子が自閉症スペクトラムと先日診断され、どのような福祉サービスを受けることができるかがわからず困っているという相談があった。


 

Dさんは電話で話をするうちに、息子が自閉症スペクトラムであるという診断そのものに疑問を持ち始めた。療育の必要性も含め、発達障害を専門にする病院での再検査を行うと話し、Xさんに自分のニーズにあった病院を紹介してほしいと話した。このときにXさんの対応として、適切なものを一つ選びなさい。

 

  1. 市内の発達検査を行っている病院やクリニックをいくつか紹介する。
  2. 市内の病院の空き状況を確認し、発達検査を行っている病院のなかでも空いている病院を紹介する。
  3. 検査が希望であれば、市の機関でも検査が可能であると情報提供を行う。
  4. Dさんの息子に自閉症スペクトラムと診断した病院に連絡し、再検査を指示する。
  5. Xさんが聴き取ったDさんの息子の様子から、自閉症スペクトラムの可能性が高く、再検査の必要がないと伝える。

 

解答は以下になります。

 

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★解答,3

 

市役所所属の公認心理師として、情報提供することは構わないが、紹介は利益供与にもつながるため望ましくない。そのため、市の機関でも検査が可能であるという情報提供は適切であると考える。また、Dさんの息子を診断した病院に対しても、再検査を指示する権利は市役所にはない。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!