スキマ時間で公認心理師 試験対策 73
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:事例問題、1歳半健診
★今日の問題
次の事例Dを読んで、設問に答えなさい。
【事例D】
ある市役所の福祉課に、Dさん(女性)から、3歳の息子が自閉症スペクトラムと先日診断され、どのような福祉サービスを受けることができるかがわからず困っているという相談があった。
1歳半健診でことばの遅れを指摘され、相談機関に来所した保護者への対応について、適切なものを一つ選びなさい。
- ことばの遅れは保護者の養育態度の影響が大きいため、適切な関わり方について指導する。
- まだ年齢的に幼いため、保護者の不安が強くなければ助言のみを行い、3歳児健診まで様子をみることが望ましい。
- ことばの遅れを指摘されたことから、ITPA言語学習能力診断検査を施行する。
- 健診ではことばの遅れだけを指摘されたことから、自閉症スペクトラムを念頭においた助言が必要である。
- 健診で遅れを指摘されただけで大きなショックを受ける保護者もいるため、保護者への心理的な負担にも配慮も重要である。
解答は以下になります。
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★解答,5
1:誤り(×)。ことばの遅れは、生物学的な影響や心理的な影響などさまざまな影響が関わっており、保護者の養育態度の影響が大きいとは言い切れない。
2:誤り(×)。発達の遅れは早期の対応が重要であるため、3歳児健診まで様子をみることが不適切である。
3:誤り(×)。ITPA言語学習能力診断検査の施行年齢は3歳0ヵ月からであるため施行できない。
4:誤り(×)。自閉症スペクトラムに限らず、さまざまな可能性をふまえた助言が必要である。
5:正しい(○)健診で遅れを指摘されただけで大きなショックを受ける保護者もいるため、保護者への心理的な配慮も重要である。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!