スキマ時間で公認心理師 試験対策 76

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題

★今日の問題

 次の事例Fを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例F】

26歳女性Fさん。離婚歴があり、前夫との間にもうけた5歳の男の子がいる。3ヵ月前に一緒に住み始めた交際男性から暴力を受けるようになった。最近は子どもにまで暴力を振るうこともある。家を出るにしても、どこに行けばいいのか、子どももいるので仕事もどうすればよいのかわからない。すがる思いで、「こころの電話相談110番」に電話してきた。

 

Fさんからの電話相談を受けた公認心理師の対応について、適切なものを一つ選びなさい。

 

  1. 相談者であるFさんへの共感が大切であるため、交際男性について罵る。
  2. ドメスティック・バイオレンス(DV)であると判断し、電話を切ったあと即座に警察に通報する。
  3. 弁護士を紹介し、早急に法的に解決することを勧める。
  4. DVであることを念頭に置きつつ、まずはFさんの話を傾聴し、公認心理師としての対応を考える。
  5. 「あなたにも反省すべきところがあるのではないですか?」とFさんに反省を促す。

 

 解答は以下になります。

 

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★解答,4

 

1:誤り(×)。相談者であるFさんへの共感とは、交際男性について罵ることではない。

2:誤り(×)。Fさん本人の意向を確認せずに警察に通報するのは適切ではない。

3:誤り(×)。まずは、Fさんの気持ちを確認することが大切である。

4:正しい(○)。DVであることを念頭に置きながら、まずはAの話を傾聴し、公認心理師としてできることを考えることは適切である。

5:誤り(×)。「あなたにも反省すべきところがあるのではないですか?」とFさんに反省を促しても解決にはならない。

 

 

解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!