スキマ時間で公認心理師 試験対策 124
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:職場復帰支援
★今日の問題
職場復帰支援における次の記述の中から、正しいものを一つ選びなさい。
- 職場復帰支援とは、休職や一時的に退職していた社員が職場に戻る際に行う支援のことである。
- 主治医による職場復帰可能の判断があった際、すぐ職場に戻ることができる。
- 職場復帰後の適正配置は、Caplan, G. の予防モデルによるところの「三次予防」に相当する。
- 職場復帰後は、休職前に行っていた業務をそのまま任せても良い。
- 再休職や退職を防ぐために、本人に現在の状況や意見を聞くことが大切である。
解答は以下になります。
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★解答,3
①:誤り(×)。厚生労働省による「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」における職場復帰支援プログラムの第1ステップ(病気休業開始及び休業中のケア)によれば、職場復帰支援は休業開始時期から始まる。
②:誤り(×)。主治医は仕事内容に詳しいわけではないため、主治医の判断があったからといって安易に復職させるのではなく、本人の意思や職場の状況を踏まえた総合的な判断が必要となる。
③:正しい(○)。疾病や障害が慢性化したとしても、適切な治療と管理指導によって、それ以上の悪化を防止し、社会復帰を目的とした三次予防が可能であるとされている。
④:誤り(×)。最初から休職前の仕事を任せるのではなく、徐々に業務に戻れるように、ヒアリングや本人への状況の確認を小まめに行い、業務内容や業務量を調整していくことが必要である。
⑤:誤り(×)。復職した従業員は休職中の遅れを取り戻すために無理している可能性もある。そのため、本人だけでなく周囲の従業員や産業医などからの意見を聞くことも大切である。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!