スキマ時間で公認心理師 試験対策 140
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:事例問題、虞犯少年、触法少年、犯罪少年
★今日の問題
次の事例Kを読んで、設問に答えなさい。
【事例】
ある市において、暴行事件が起きた。加害者は17歳のKさんと13歳のYさんで、この少年二人は兄弟である。二人の激しい暴行の結果、被害者は死亡した。
この二人の処遇について、適切なものを一つ選びなさい。
- Kさんは虞犯少年として扱われる。
- 事件の重大性からKさんは家庭裁判所には送致されず、刑事事件として検察官から起訴される。
- Yさんは触法少年として扱われる。
- Yさんが家庭裁判所の審判を受ける場合、被害者遺族の傍聴は認められない。
- Yさんが少年院送致を決定される可能性はない。
解答は以下になります。
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★解答,3
①:誤り(×)。Kさんは犯罪少年として扱われる。
②:誤り(×)全件送致主義により、Kさんはまずは家庭裁判所に送られる。
③:正しい(○)。Yさんは触法少年として扱われる。
④:誤り(×)。審判は原則として非公開とされているが、少年の故意の犯罪行為や交通事件などによって被害を受けた方が亡くなってしまったり、生命に重大な危険を生じさせた傷害を負った場合、被害者やご遺族などは、少年審判の傍聴を申し出ることができる。
⑤:誤り(×)少年院送致はおおむね12歳以上からであるため、Yさんが少年院送致を決定される可能性はある。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!