スキマ時間で公認心理師 試験対策 142
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:事例問題、家庭裁判所調査官
★今日の問題
次の事例Kを読んで、設問に答えなさい。
【事例】
ある市において、暴行事件が起きた。加害者は17歳のKさんと13歳のYさんで、この少年二人は兄弟である。二人の激しい暴行の結果、被害者は死亡した。
この少年事件に際し、審判のために家庭裁判所調査官が少年二人、および家庭に対して調査を行った。家庭裁判所調査官の業務について、適切でないものを一つ選びなさい。
- 必要に応じ少年の資質やパーソナリティを把握するために心理テストを実施したり、少年鑑別所、保護観察所、児童相談所などの関係機関と連携を図りながら少年が立ち直るために必要な方策を検討し、裁判官に報告する。
- 裁判官が最終処分を決める際、しばらくの間少年の様子を見守る「試験観察」という決定をすることがあるが、その場合に継続的に少年を指導したり援助しながら少年の行動や生活状況を観察したりする。
- 少年犯罪の調査だけでなく、離婚問題も業務の範囲に含まれる。
- 遺産分割や親権についての紛争の原因、生活環境なども調査する。
- 警察などから送致を受けた事件や、直接通告があった事件について捜査を行い、これを家庭裁判所に起訴するかどうかを決定する。
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解答は以下になります。
★解答,5
①:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、必要に応じ少年の資質やパーソナリティ傾向を把握するために心理テストを実施したり、少年鑑別所、保護観察所、児童相談所などの関係機関と連携を図りながら少年が立ち直るために必要な方策を検討し、裁判官に報告する。
②:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、試験観察の際に継続的に少年を指導したり援助しながら少年の行動や生活状況を観察したりする。
③:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、少年犯罪の調査だけでなく、離婚問題も業務の範囲である。
④:誤り(×)。家庭裁判所調査官は、遺産分割や親権についての紛争の原因、生活環境なども調査する。
⑤:正しい(○)検察官は警察などから送致を受けた事件や、直接通告があった事件について捜査を行い、これを裁判所に起訴するかどうかを決定する。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!