スキマ時間で公認心理師 試験対策 149

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:事例問題

★今日の問題

 次の事例Qを読んで、設問に答えなさい。

 

【事例】

28歳の事務職の女性Qさん。中学の頃にいじめに遭い、リストカットをするようになった。現在の職場でも周囲とうまく馴染めないようであり、昼食時にもポツンと1人で過ごすことが多い。ある日、通院先の公認心理師との面接で、「私は何のために生きているのか、このまま生きていても仕方がない」と話した。

 

このときの公認心理師の対応として、優先されるものを一つ選びなさい。

 

  1. Qさんの話を傾聴し、気持ちを受け止める。
  2. 自殺予防のための電話相談を勧める。
  3. Qさんの状態のアセスメントを踏まえた上で、早急に家族に伝える。
  4. 職場の上司に面接内容を伝え、注意してもらう。
  5. ストレス・コーピングについて心理教育を行う。

 

解答は以下になります。

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩

 

★解答,1

 

①:正しい(○)。まずはQさんの気持ちを受け止めることが必要である。

②:誤り(×)。Qさんの自殺の可能性について十分にアセスメントを行っておらず、また主治医にも相談していないこの時点において、自殺予防のための電話相談を勧めることは「優先されるもの」ではない。

③:誤り(×)。主治医には相談していないこの時点において、早急に家族に伝えることは「優先されるもの」ではない。

④:誤り(×)。Qさんの許可なく、面接内容を伝えるのは不適切である。

⑤:誤り(×)。この時点において、ストレス・コーピングの心理教育は「優先されるもの」ではない

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!