【9項目覚えていますか?】長谷川式認知症スケールの覚え方

こんにちは。キノセジンです。

今日は、長谷川式認知症スケール(HDS- R)について学んでいきましょう。

 

キーワード:長谷川式認知症スケール(HDS- R)

長谷川式認知症スケール(HDS-R)とは?

認知症のスクリーニング検査に使用される認知機能の検査です。

9つの質問に口頭で回答する方法で行われます。

 

9つの質問は以下となります。

 Q1: 年齢 「お年はいくつですか?」

 Q2:日付と曜日 「今日は何年何月何日ですか?何曜日ですか?」

 Q3:場所 「私たちが今いるところはどこですか?」

 Q4:言葉の記銘再生

  「これから3つの言葉を言ってみてください。後でまた聞きますので、

  よく覚えておいてください。」 

 Q5: 計算 「100から7を順番に引いてください。」

 Q6:逆唱 「私がこれから言う数字を逆から言ってください。」

 Q7:言葉の遅延再生 「先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください。」

 Q8:物の名前の再生

  「これから5つの品物を見せます。それを隠しますので何があったか言ってくださ

   い。」

 Q9:言葉の流暢性「野菜の名前を10個答えてください。」

 

★試験におけるポイント

9つの質問項目は、近年の臨床心理士資格試験で、具体的な項目が問われており、公認心理師のブループリントの小項目にも、長谷川式認知症スケールの記載があることから、全て覚えておくことが望ましいです。

 

次は覚え方を解説します。

 

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★覚え方

9項目を暗記するなんて大変ですよね。

そこで、項目を区切って覚えることをおススメします。

 

Q1~Q3は見当識ゾーンです。 今自分が置かれている状況を判断する機能を見当識といいます。

 

Q4とQ7は、言葉の記銘再生と、遅延再生です。同じものの名前を言ってもらうので、この2つはセットで覚えましょう。

 

Q5~Q6は算数ゾーンです。計算、逆唱といった数字を扱った項目になります。

 

Q8~Q9は国語ゾーンです。物の名前や野菜の名前を答えてもらうといった、言葉を扱った項目になります。

 

それぞれ覚えやすいやり方で、覚えられば問題ありません。

大切なのは、9つ全てを丸暗記するのではなく、覚えやすくなるように区切って整理することです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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