スキマ時間で公認心理師 試験対策 65
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:事例問題、産業領域、面接
★今日の問題
次の事例Bを読んで、設問に答えなさい。
【事例B】
29歳女性Bさん。自転車での通勤途中で自動車とのぶつかり、病院に緊急搬送された。1ヶ月間意識不明の状態であったが、その後意識を取り戻した。交通事故により、左腕が失われてしまっており、退院までにはあと数週間を要すると主治医から伝え聞いている状態である。
身体の怪我が完治し、退院後のBさんに起こりうる可能性がある状態について、不適切なものを一つ選びなさい。
- 自動車のクラクションに対して、過敏に驚愕反応を示すようになる。
- 自転車や自動車の運転をしなくなる。
- 周囲に対して不注意があったと、自責の念にとらわれる。
- 事故発生現場を通ると、自分に怪我を負わせた自動車が目の前に現れる幻覚を見る。
- 事故発生当時の記憶がフラッシュバックする。
解答は以下になります。
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★解答,4
1:誤り(×)。PTSD症状の過覚醒症状として、自動車のクラクションに対して、過敏に驚愕反応を示すようになる可能性がある。
2:誤り(×)。PTSD症状の回避症状として、自転車や自動車の運転をしなくなる可能性がある。
3:誤り(×)。PTSD症状の認知や気分の否定的変化として、周囲に対して不注意があったと、自分を責めるようになる可能性がある。
4:正しい(○)。PTSD症状として、幻覚を見ることはない。
5:誤り(×)PTSD症状の侵入症状として、事故発生当時の記憶がフラッシュバック(急によみがえる)する可能性がある。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!