【試験頻出】覚えておくべき不安障害の検査用具3選
こんにちは。キノセジンです。
今日は、試験頻出の不安障害の検査用具について学んでいきましょう。
キーワード:心理査定、不安、STAI、GAD-7、LSAS-J
★心理査定について勉強する上での心構え
「不安」と一口に言っても、いくつかの種類があります。
結論から言えば、検査用具の名前とどのような不安を測定しているかを覚えておくことがポイントとなります。
突然、知らない検査用具名が出てきて焦らないためにも、過去に出題された名前は押さえておきましょう。
★不安障害の心理査定で用いられている用具
過去の試験で出題されており、押さえるべき用具は以下の3つだけです。
・STAI(State-Trait Anxiety Inventory)
状態不安と特性不安をそれぞれ測定することができる尺度です。
状態不安とは、特定の場面や出来事に対して持つ、一次的な不安のことです。
特性不安とは、人の性格に由来し、不安になりやすい性質のことを意味します。
・GAD-7(Generalized Anxiety Disorder -7)
こちらは全般性不安障害の程度を測定することができる尺度です。
全般性不安障害は、特定の状況があるわけではなく、理由の分からない不安が続く障
害です。
・LSAS-J(Liebowitz Social Anxiety Scale)
社交不安障害(SAD)の臨床症状や薬物療法、精神療法の治療反応性を評価する尺度で
す。
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★覚える際のポイント
「アルファベットの羅列って、覚えづらいな。。」
と思う方もいらっしゃると思います。
覚える際のポイントが1つあります。
質問紙の名称にAが入っている場合、不安を意味するAnxietyのAを意味するこ
とが多いです(例外はあります)。
今日取り上げた検査用具はどれもAがついていますね。
試験の際に、知らない名称が出た時も、推測することができるようになるので、ぜひ
押さえて試験に臨んでいただきたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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