【試験頻出】MMPIの妥当性尺度を言えますか?

こんにちは。キノセジンです。

今日は、試験頻出の、MMPIの解説と、妥当性尺度の覚え方をご提案します。

 

キーワード:MMPI、ハザウェイ(S. R. Hathaway)、マッキンリー(J. C. McKinley)

★MMPIとは
ハザウェイ(S. R. Hathaway)とマッキンリー(J. C. McKinley)が開発した、550の質問項目がある質問紙です。日本ではミネソタ多面的人格目録と呼ばれています。

 

MMPは4つの妥当性尺度が設けられており、受験者の態度をチェックし結果を意図的に歪めていないか、検討することができます。

 

この妥当性尺度が、試験頻出のため、確実に押さえておきましょう。

 

次は各妥当性尺度の覚え方を解説します。

 

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★妥当性尺度の種類

MMPIの妥当性尺度は、以下の4種類です。

 

①L尺度 

虚構(Lie)を示す尺度です。

得点が高い場合、自分を好ましく見せようとしている可能性があります。

 

覚え方

英語のlike(好ましさ) をあてはめて、LikeのLと覚えてみましょう。


F尺度 

出現率(Frequency)が10%以下の回答をの有無を測定する尺度です。

この得点が高いと、自分を悪く見せようとする傾向があると考えられます。

 

覚え方

Fを、相手を騙すといった意味をもつ、FakeのFと覚えてみましょう。

 

③K尺度 

被検査者の自己防衛を示す尺度です。得点が高い場合、検査への警戒心や自己防衛の態度が強く現れていると考えられます。

 

覚え方

警戒(Keikai)のKと覚えておきましょう。

 

④?尺度

回答の妥当性を示す尺度です。

30個以上当てはまると、検査の妥当性が疑われます。

 

覚え方

妥当性に?(クエスチョン)がつくと覚えましょう。

 

★最後に

試験ではL、F、K、?尺度に違うものを混ぜたり、各尺度の定義をシャッフルして出題されます。

 

尺度名と定義を押さえて確実に点を取りましょう。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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