【覚え方】質問紙に関する出題は○○○を押さえればOK
こんにちは。キノセジンです。
今日は、抑うつや強迫性障害を測定する質問紙について、試験に出題されやすいポイントを解説していきます。
キーワード:質問紙、BDI-Ⅱ、Y-BOCS
★試験で出題されるポイント
結論から言えば、「重症度」を覚えておくことがポイントとなります。
具体的には、重症とみなされる得点を、押さえましょう。
試験では事例問題などで、クライエントの質問紙得点が示されることがあります。その際に、何点から重症とされるのかを把握しておかなければ、問題を解くことが厳しくなります。
そのため、各質問紙の重症とされる得点を押さえておきましょう。
★BDI-Ⅱ
抑うつ症状の重症度を評価するための質問紙です。
診断やスクリーニングのための検査ツールとして、広く用いられています。
29点以上は、重症とされます。
★Y-BOCS
強迫性障害の重症度を評価するための、半構造化面接法です。
16点以上であれば臨床的に有意な強迫症状とされ、32 点以上なら極めて重度とされています。
次は覚え方を解説します。
✅本ブログ読者の皆様へお知らせ
キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!
受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩
★覚え方
試験で出題される際は、際どい点数は出題されません。
大概は極端に低いか、高い点数が出題されるため、完璧に覚える必要性は低いといえます。
それを踏まえて、得点を四捨五入して覚えることをおススメします(臨床現場では正確に基準を照らし合わせる必要があります。あくまで試験対策上の覚え方ですのでご注意ください)。
・得点を日数として考える。
・BDI-Ⅱであれば、うつ状態が30日(1か月)続いたら重症。
・Y-BOCSであれば、強迫傾向が14日(2週間)続いたら有為、30日(1か月)続いたら重症。
細かい得点は、覚えづらいという場合は、上記を参考に覚えてもらえたら幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
スキマ時間で、簡単に復習ができるように、ぜひブックマークをお願いします。