【試験頻出キーワード解説】名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度の違いを覚えていますか?

こんにちは。キノセジンです。

 

今日は試験頻出の尺度水準の種類について解説していきます。

 

キーワード: 名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度

 

★名義尺度とは

例えば、性別や職業、名前のように、対象をグループ分けするためのラベルのようなもので、順序や大小関係などはありません。代表値の中では、最頻値のみ利用できます。足し算や倍数は利用できません。

 

★順序尺度とは

例えば、競争の順位や、洋服のS・M・Lサイズのように、原点は定まっておらず、等間隔でもないですが、順序関係があるものです。代表値の中では、最頻値や中央値は利用可能ですが、平均値は利用できません。足し算や倍数も利用できません。

 

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★間隔尺度とは

例えば、温度(摂氏)や位置、時刻のように、順序性もありますし一定間隔で区切られて(差の等価性)いるため、足し算を利用できますが、原点を持たないため、倍数が利用できない尺度です。最頻値、中央値、平均値など全ての代表値を使うことができます。

 

★比率尺度とは

例えば、長さや重さ、値段のように、順序性や差の等価性があり、なおかつ原点(0)が存在するため、足し算に加えて倍数関係も意味を持つものです。最頻値、中央値、平均値など全ての代表値を使うことができます。

 

※下に行くほど上位の尺度です。

 

試験では、それぞれの説明がシャッフルされて出題されます。

 

 

★さっそく問題を解いてみましょう

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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