【試験頻出キーワード解説】帰納的推論と演繹的推論の違いを覚えていますか?

こんにちは。キノセジンです。

 

今日は試験頻出の帰納的推論(帰納法)と演繹的推論(演繹法)の違いついて解説していきます。

 

キーワード:論理的推論、帰納法演繹法

 

帰納的推論とは

複数の事例に見られる傾向をまとめて結論を出す論理的推論方法です。

例えば、「失業率が上がった、犯罪率が上がった、平均収入が下がった、なので景気が悪くなったのだろう」というように考えるときです。扱う事例の偏りや、利用可能性ヒューリスティックなどでバイアスが起こることもあります。

 

★演繹的推論とは

一般的で普遍的な事実を前提として、結論を出す論理的推論方法です。

例えば、「全ての哺乳類には脊椎がある、全ての人間は哺乳類である、なので全ての人間には脊椎があるのだろう(三段論法)」というように考えるときです。1つの前提から結論を導き出すことを直接推論、2つ以上の前提から段階的に結論を導き出すことを間接推論といいます。三段論法は間接推論の代表例です。直接推論とは例えば「全ての人間には寿命がある、なので、私にも寿命があるのだろう」と考えるようなときです。

確証バイアスや信念バイアスなどのバイアスが生じることもあります。

 

試験では、それぞれの説明がシャッフルされて出題されます。次に覚え方を解説していきます。

 

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★覚え方

帰納(きのう)的推論は、過去の事例を思い出すイメージで「昨日(きのう)あったことから考える」と覚えましょう。まず帰納的推論を覚えておき、シャッフルされても答えられるようにしておきましょう。

 

★さっそく問題を解いてみましょう


 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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