スキマ時間で公認心理師 試験対策 19

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:質的研究

★今日の問題

質的研究に関する次の記述の中から、正しいものを一つ選びなさい。

 1.図や映像、音声など、事物や出来事の様子を写したり、記したものは質的データには含まれない。

 2.既存のモデル、仮説、理論を検証していくために厳密な研究デザインによってデータを集める、演繹的な手法である。

 3.観察や面接調査を行うにあたって、極力統制された環境における研究協力者との自然なコミュニケーションを重視する。

 4.質的研究の分析方法として、媒介分析やグラウンデッド・セオリー・アプローチが挙げられる。

 5.研究者には、自身の信念や先入観などをできる限り保留にして、どのようなことでも当たり前とせずに、不思議に思い、探求する態度が求められる。

 

 

解答は以下になります。

 

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★解答,5

1. 誤り(×)。質的データは、言葉によって表現されるものが多いが、図や映像、音声なども含まれる。 

2. 誤り(×)。質的研究は、データから取り出された概念を関連づけて仮説を生成していく帰納的な方法である。

3. 誤り(×)。観察や面接調査を行うにあたっては、できる限り自然で相手の世界を損なわないかたちでの研究協力者とのやりとりを重視することが適切である。

4. 誤り(×)。質的研究の分析方法として、エスノグラフィーやグラウンデッド・セオリー・アプローチが挙げられるが、クラスター分析は含まれない。

5. 

正しい(○)。質的研究においては、現象に対して開かれた態度、つまり研究者の先入観や事前の前提を保留にし、見えてくる事柄を初めて見るような態度が求められる。


解答お疲れ様でした。
また、明日も通勤などのスキマ時間で、ぜひ解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!