スキマ時間で公認心理師 試験対策 77
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:事例問題
★今日の問題
次の事例Fを読んで、設問に答えなさい。
【事例F】
26歳女性Fさん。離婚歴があり、前夫との間にもうけた5歳の男の子がいる。3ヵ月前に一緒に住み始めた交際男性から暴力を受けるようになった。最近は子どもにまで暴力を振るうこともある。家を出るにしても、どこに行けばいいのか、子どももいるので仕事もどうすればよいのかわからない。すがる思いで、「こころの電話相談110番」に電話してきた。
話を聴いていると、次第にFさんの気持ちが落ち着いてきたように感じた。そこで「今後どうしたら、あなたの気持ちが楽になりますか」と聞いたところ「男性と別れたい」と語った。このときのFさんの発言に対する公認心理師の対応として、適切なものを一つ選びなさい。
- Fさんのニーズを確認しながら、必要に応じて行政機関や専門家についての情報提供を行う。
- Fさんに接近禁止命令について説明し、すぐにケガなどの証拠写真を撮るように助言した。
- Fさんと子どもを一時保護するDVシェルターへすぐに連れていく。
- 交際男性との別れは公認心理師の専門外であることから相談を受けられないことを伝える。
- 交際男性が反省して、今後はFさんや子どもに対する暴力をやめる可能性もあるので、その考えは時期尚早ではないかと伝える。
解答は以下になります。
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★解答,1
1:正しい(○)。Fさんのニーズを確認しながら、必要に応じて行政機関や専門家についての情報提供を行うのは適切である。
2:誤り(×)。Fさんのニーズを確認せずに、接近禁止命令について説明し、助言するのは適切ではない。
3:誤り(×)。Fさんのニーズを確認せずに、一時保護するDVシェルターへすぐに連れていくのは適切ではない。
4:誤り(×)。交際男性との別れは公認心理師の専門外であり、相談を受けられないことを伝えることは、見捨てられた感を感じさせる恐れはあり、適切ではない。
5:誤り(×)。Fさんの考えを否定するような発言は慎むべきである。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!