スキマ時間で公認心理師 試験対策 117
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:学生相談
★今日の問題
学生相談に関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選びなさい。
- 学生相談室に来談する学生の主訴の背景には発達障害に起因するものも多く、公認心理師は特別支援教育についても深く知識を持つべきである。
- 学生相談室に来談する学生には精神疾患が疑われるケースも多く、医療機関などと連携していくことも求められる。
- 学生相談におけるケースの傾向を大学側に伝えていく力量が問われ、学内での信頼を集められるような言動が求められる。
- 外国人留学生も増加しており、外国と日本の文化差に関心を持つことが学生相談員にも求められる。
- 学生相談の主たる目的は、青年期の発達課題である自我同一性について説明をし、学生が納得するまで説得を続けていくことである。
解答は以下になります。
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★解答,5
①:学生生活に困り感を持っている場合、発達障害が起因していたというケースは昨今増加している。各大学でも発達障害の理解に努めるようになってきている。
②:青年期に多い精神疾患として統合失調症が挙げられる。公認心理師は青年期に発症しやすい精神疾患について、よく理解しておくべきである。また発症が疑われた場合、学生の通院状況や、大学への休学の手続きなどについても一定の知識を持ち、理解をしておくべきである。
③:大学の指導者は、精神疾患について知識として理解はしていても、目の前の学生がその疾患を患っていることについて、具体的なケースとして経験したことが少ないこともある。日頃から指導者と関わりやすい関係を保つことで、学生の困り感を丁寧に伝えられる機会も増えるはずである。
④:外国人留学生は日本の文化や雰囲気に戸惑っている可能性が高く、馴染めないと通学しなくなる可能性もある。混乱している状態ばかりでなく、単なる雑談であっても傾聴してもらいたいと思っているものも多い。話し相手になりながら居場所感を提供していくことも学生相談の役割である。
⑤:公認心理師の業務は相談であり、相談者である学生への理解である。学生を説得することは不適切である。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!