スキマ時間で公認心理師 試験対策 81

こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。

 

キーワード:特別支援教育

★今日の問題

特別支援教育に関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選びなさい。

 

  1. 通常学級の中に発達障害児が在籍している場合、ユニバーサルデザインの授業作りが重要になってくる。
  2. 通常学級の中に発達障害児が在籍している場合、個に応じた関わり方の工夫を教職員は行うことが望ましい。
  3. 通常学級に在籍する発達障害児が合理的配慮を求めた場合、学校はそのニーズに対してすべての支援を実践していく義務を負う。
  4. 通常学級に在籍する発達障害児特別支援学級に転籍を希望する場合、通常はその学校を管理する自治体の教育支援委員会による答申を待つ必要がある。
  5. 通常学級に在籍する発達障害児が困り感を訴えたときは、校内の特別支援教育分掌だけでなく、生徒指導、教育相談などが連携して支援方法を考えるべきである。

 

解答は以下になります。

 

✅本ブログ読者の皆様へお知らせ

キノセジンが所属する株式会社ポルトクオーレが、第6回公認心理師試験の対策講座を開講しています!

 

受講生から「誰でも点が取れる!」と言われる講座はコチラ⇩

 

★解答,3

 

①:誤り(×)。発達障害に限ったことではなく、「みんながわかる、みんながたのしい」を目標とすることは重要である。

②:誤り(×)。当該児童にとってどのような合理的配慮が可能なのかを工夫し、実践していく義務がある。

③:正しい(○)。合理的配慮とは、障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な便宜である。どのような支援が可能でどのような支援が不可能なのかを、当事者と学校で合意形成し個別の教育支援計画に記しておく必要がある。

④:誤り(×)。その学校に特別支援学級の設置がない場合や定員を満たしてしまっている場合、次年度に向けて自治体の教育支援委員会等から転籍が可能か答申を出すことが一般的である。ただし特別支援学級の設置校であり、その学級が定員を満たしていない場合は学校長判断での転籍もありうる。また。入学前の場合は必ず教育支援委員会等の審議を待つ。

⑤:誤り(×)。チーム学校として多角的にケースを検討し支援方法を模索していく必要がある。

 


解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。

読んでくださり、ありがとうございました!