【試験頻出キーワード解説】タイプA行動パターン2
こんにちは。キノセジンです。
今日は試験頻出の前回のタイプA行動パターンに引き続き、タイプB行動パターン、およびタイプC行動パターンついても解説していきます。
★タイプB行動パターン
タイプA行動パターンと同じくFriedman, M.とRosenman, R.H.によって提唱されたタイプAの逆のタイプです。タイプAと比して心疾患にかかりづらいと言われています。
・競争心はタイプAのように高くなく、攻撃性も低い
・ストレスは感じづらく、余暇の時間に罪悪感なくくつろげる。
・のんびりしており、穏やかで協調性がある
などの特徴が挙げられます。
★タイプC行動パターン
- Temoshokらに提唱され70年代以降に注目されてきた、ガン、あるいは免疫機能不全になりやすいタイプの行動パターンです。
・物静かで自己主張しない、感情を吐き出すのがうまくない
・我慢強く、自己犠牲的で周囲に気を使う、冷静、合理的に考える。
・無力感、絶望感をいだきやすい
このように感情を抑圧しやすいためストレスをためやすく、これがひいては免疫機能の不全やガンの悪化に関与されていると推測されています。
次は覚え方を解説します。
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★ポイントと覚え方
タイプAとCは感情表出において正反対の極に位置している(それゆえにスストレス・負荷がかかりやすい)と言えます。また、タイプBはその真ん中でバランスが取れている(それゆえにストレスを溜め込みづらい)といえます。
待ち時間が待ちきれずに貧乏ゆすりをしているような、早口で大声でしゃべり怒りっぽい高血圧のせっかちなAさん、そして、その正反対の生真面目で感情や私情を出さず我慢してしまいやすい自己犠牲のCさん、その二人の間に座っている適度にリラックスしたBさんをイメージしましょう。
Aさん←Bさん→Cさんの配置で待ち時間の長い病院の待合室に座っているイメージで覚えるのも良いかもしれません。
タイプC行動パターンのCはCancer(がん)の頭文字とも覚えることができます。また、タイプC行動パターンを提唱したトモショックは「友(トモ)がガンになってショック」と覚えるのも良いでしょう。
★さっそく問題を解いてみましょう
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