スキマ時間で公認心理師 試験対策 45
こんにちは。キノセ ジンです。
早速、スキマ時間を使って、公認心理師試験の過去問を1つ解答してみましょう。
キーワード:青年期、発達心理学
★今日の問題
青年期の発達的特徴に関する次の記述の中か、誤っているものを一つ選びなさい。
- 児童期から青年期への移行は、身体的には特に第一次性徴によって特徴づけられる。
- 年長者との間に葛藤が生じやすくなり、拒否的態度や反抗的態度となってあらわれる。
- 青年は、大人と子どもの両方の属性をもつという意味で境界人とよばれる。
- 青年が役割実験のために社会的責任を猶予される期間を、モラトリアムという。
- 心理的離乳とは、青年が親への精神的な依存から脱却し、自立することを意味する。
解答は以下になります。
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★解答,1
1:児童期から青年期にかけての身体の変化は、第二次性徴という。第一次性徴は生まれつきの生殖器の差異のことである。
2:青年期には、精神発達に先立って親や年長者の指示に抵抗を示すなど、拒否的態度や行動をとるとされている。
3:「周辺人」や「マージナルマン」とも呼ばれる。大人でも子どもでもなく、いずれの集団にも完全には所属していない状態のことを表す。
4:元は支払い猶予期間のことを表すが、Erikson, E.H.はこれを心理学に適用し、アイデンティティの確立までの社会的責任・義務から猶予される青年期の特質を表した。
5:「心理的離乳」とは、Hollingworth, L. S.が提唱した概念で、両親への依存から離脱し、一人の人間としての自我を確立しようとする心の動きのことを表す。
解答お疲れ様でした。
また、明日もぜひ通勤などのスキマ時間で、解答してみてください。
読んでくださり、ありがとうございました!